先にまとめます
行動に対するストレスレベルが高いと継続できません。継続したいなら手を抜きましょう。真面目な方ほど陥りやすい典型的な間違いです。
keeepでは、このストレスレベルを超・重要視しています。
ほんとに重要なんですよストレスレベル。
「私は真面目じゃないから関係ないなー」
なんて思っている人も実はストレスレベルが高い可能性が大いにあるので、このまま読んでもらったほうがいいかと思います!
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『ストレスレベル』とは??
ストレスレベルとは、取り組み内容(行動)に対して、本人が、どのくらいストレスを感じるか?の度合いです。
たとえば、AさんとBさんが『早起きする』という行動を選択するとします。
もともと早起きが得意なAさんの場合、早起きに対するストレスレベルは低くなります。
一方、夜型にんげんのBさんは早起きがニガテなので、早起きに対するストレスレベルは高くなります。
別の例でもうひとつ。
CさんとDさんに、『ちょうどいい速さで、ちょうどいい時間だけ走ってみてください』と言ったとします。
(※ちょうどいい=ストレスレベルが低い)
走るのが好きで得意なCさんは、時速11kmくらいで60分走った時点で「ちょうどいい」と感じます。
でも走るのがキライなDさんは、時速7kmくらいで3分走った時点で「ちょうどいい」と感じます。
このように、【同じ取り組み内容】でも、人によってストレスレベルが違うことや、【同じストレスレベル】でも、人によって取り組み内容が違うことってよくあるんです。
言われてみれば、「なるほど、たしかにそりゃそうだ」って話ですよね。
なぜストレスレベルが高いと継続できないの?
で、なんでストレスレベルが高いと継続できないのか?ということなんですが。
嫌なことは続かない
という、ただただ当たり前の話ですね。
これは、『取り組み内容』を基準に考えるのではありません。
あくまでも、『本人がどう感じるか?』が基準です。
ここが案外理解されにくいところなんですよねー。。。
本質的に真面目な人は、物事に対して、
「〇〇〇までやらねばならない!やるのが当たり前なのだ!!」
という判断をすることが多いです。
自分の感覚じゃなくて、一般的(だと思っている)な指標を判断基準にしてしまうんです。
たとえば、
・スクワットは50回やらないといけない
・ランニングは60分以上やらないといけない
・炭水化物を食べてはいけない
みたいな感じ。
自分に厳しいんです。
自分に厳しいから、
・スクワットは50回やらないといけないんだけど、できない私はダメだ…
・ランニングは60分以上やらないといけないんだけど、走るのがキライな私はダメだ…
・炭水化物を食べてはいけないんだけど、パンを食べてしまう私はダメだ…
こんな風に結局なにもできなくなってしまい、失敗体験を蓄積してしまいます。
挫折を味わいやすいんですね。
自分で自分に「継続できないレッテル」を貼ってしまうのもこういうタイプの方だと思います。
判断基準を自分の感覚ではなく、一般的(だと思っている)な指標で設定してしまう人は、ストレスレベルが高くなる傾向があります。
取り組み内容に対してストレスレベルが高いということは、
・辛い
・キライ
・やりたくない
と強く感じるワケですから、もちろん継続しにくいです。
こういう場合、一度判断基準をリセットして、あえて自分本位な指標を判断基準に設定し直してみる必要があるんです。
まとめ
・ストレスレベルとは、取り組み内容(行動)に対して、本人が、どのくらいストレスを感じるか?の度合い
・ストレスレベルが高いと、取り組み内容の継続ができにくい
・継続しやすくするには、あえて自分本位な指標を判断基準に設定し直してみること
食事であれば摂取カロリー、栄養素、栄養価、食事のタイミングなどはもちろん大事です。
運動であれば種目、回数、頻度、強度などももちろん大事です。
でも、取り組み内容を基準にすると、だいたい続かないですよね。
いくら素晴らしい取り組み内容でも、継続しなければやっていないのと同じです。
すべての努力をムダにしないためにも、まずは取り組み内容に対するストレスレベルを重要視しましょう。
人は、体も気持ちも流動的です。
だから、その時々の自分の感覚を判断基準にすることが、ストレスレベルを上手にコントロールして、長期的に継続できるようになるコツなんです。
もしあなたも、「なにをやっても続かない。。。」というお悩みを抱えているのなら。
まずは、自分に正直な取り組み内容を選んでみるように心がけてみてくださいね。